子供に絵本を読み聞かせる大切さ|専業主夫の実践と気づき

子育て

はじめに

子供にとって「絵本の読み聞かせ」は、ただの遊びや習慣ではなく、心と知性の成長を支える大切な時間です。私が専業主夫になる前から、絵本を読むことはずっと継続してきました。今回は絵本の読み聞かせが子供に与える効果や、家庭で実践する工夫を紹介します。

絵本の読み聞かせが子供に与える効果

言葉の発達を促す

絵本は普段の会話では出てこない言葉や表現が多く含まれています。繰り返し読むことで子供の語彙力が自然と増え、発音やリズム感も育ちます。

我が家の子供も、絵本で覚えた言葉を日常会話に使うようになり、その成長に驚かされました。絵本でおもしろかった表現や言葉を真似して、楽しそうに親を笑わしてくれます。特にある絵本の漫才のシーンが気に入ったみたいで、それを完コピでやってくれるので可愛らしいです。

毎日の絵本読み聞かせのおかげで言葉の発達が、保育園の中では比較的はやいほうだったと感じています。

想像力を拡げる

絵や物語を通して「自分が主人公だったらどうするか」と想像する力が育まれます。子供の頭の」中には無限の世界が広がり、発想力や創造力が伸びていきます。

親子の絆を深める

読み聞かせは単なる教育的効果だけでなく、親子のコミュニケーションの時間でもあります。膝の上に座らせて一緒にページをめくる時間は、子供にとって安心できるひとときです。

そして、親にとっても幸せな時間を過ごさせてもらっています。子供に「これを読んで」と言われたら、なるべく読んであげるようにしています。朝の時間がない時はさすがに我慢してもらってますが…。私の膝の上に座ってくれるのは「今しかない貴重な時間なんだ」ということを私自身、意識しながら生活をしています。

専業主夫として感じた実践の工夫

読む時間を決めて習慣化する

我が家では就寝前に「絵本タイム」としています。子供が本棚から読みたい本を自分で選んできて持ってきてくれます。4歳の娘はだいたい2冊持ってきます。たまに懐かしい本を持ってくることもあり、親としても何を選んでくるか毎日楽しんでいます。

毎日のルーティンにすることで、子供も自然と絵本に親しむようになりました。

子供の好みに合わせる

同じ絵本を何度も繰り返し読むことも大切です。

大人は飽きてしまうかもしれませんが、子供は繰り返し読むことで安心感を得て、新しい発見もしています。

読み方を工夫する

声のトーンを変えたり、登場人物になりきったりすることで、子供の集中力は格段に上がります。

私自身も声色を変えて演じるうちに、子供が笑ったり驚いたりする反応が楽しみになりました。

本を身近に置く

本は子供部屋の本棚に置き、子供でもすぐに手が届くようにしました。すると自分から「パパ読んで!」と持ってくることが増え、読書習慣が自然に身についていきます。下の子も上の子の真似をして、自分の好きな「しかけ絵本」を持ってきてくれるようになりました。お姉ちゃん同様に下の子も本好きになってくれたら嬉しい限りです。

散らかっていますが、我が家の本棚です。こんなふうに子供が自由に好きな本をとれるようになっています。

絵本選びのポイント

・年齢に合った内容を選ぶ

1歳向けには色や形がわかりやすいしかけ絵本、2歳向けには1ページに2行くらいの文が目安、3歳以上は子供の言葉の発達や興味に合わせて文字量が多い本を徐々に読ませました。成長段階に応じた絵本を選びましょう。

・親も楽しめる本を選ぶ

親が楽しんで読むことが、子供にも伝わります。私自身、「パンどろぼうシリーズ」、「バムとケロシリーズ」などは親子でお気に入りです。

・多様なジャンルに触れる

物語だけでなく、図鑑や写真絵本なども取り入れることで、子供の興味関心を広げることができます。いつも読まないジャンルの本が本棚にあると、子供は興味が湧いて、本棚から取り出し「読んで」と言ってくれます。

絵本の読み聞かせを続けて感じた変化

毎日絵本を読み聞かせるうちに、子供は「読むこと」に強い関心が持ち始めました。4歳の娘はひらがなやカタカナはもちろん、本当に簡単な漢字も読めるようになってきました。「は」と「わ」の違いもすべてではありませんが、自然に読めるようになっていて驚きました。私が家事をしているときに、本を自分でページをめくって声に出しながらちゃんと読めていてすごいなと感心しました。

また、絵本を通して親子で会話する機会も増え、「この子はこういうことに感心があるんだな」と気づく場面も多くなりました。

まとめ

絵本の読み聞かせは、言葉の発達、想像力、親子の絆といった多くの効果をもたらします。特に専業主夫として子供と過ごす時間が多い今、その大切さを強く感じています。毎日の習慣に取り入れることで、子供にとっても親にとっても豊かな時間になるでしょう。

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