子連れ新幹線・飛行機の時間つぶし術|専業主夫が実践したグズり対策

子育て

小さな子供を連れて新幹線や飛行機に乗る時、一番心配なのは「途中でぐずってしまわないか」「周りに迷惑をかけないか」という点です。ぐずったり、泣いたりすると周囲に気をつかってしまい、親も子供も疲れてしまいます。

私は子供たちと、飛行機に年1〜2回、新幹線に年4回くらいのペースで乗っています。その中で見つけた実際に効果のあった時間つぶし術を紹介します。

子連れ新幹線は「多目的室」を活用

新幹線に子連れで乗る時、知っておくと便利なのが「多目的室」です。本来は体の不自由な方や授乳・着替えなどに使う部屋ですが、空いていれば車掌さんにお願いして利用できます。子供がぐずって泣き止まない時やどうしても落ち着けない時、この部屋を一時的に使えるのは本当に助かります。

私も一度、子供が眠気と疲れで泣き止まなくなった時に利用しましたが、周りを気にせず抱っこして落ち着かせることができ、とても心が軽くなりました。飛行機には同じ設備はありませんが、通路に出て歩かせたり、トイレ前のスペースで気分転換をさせるのも有効です。

子供が夢中になる!「シールブック」や「絵本」

移動中の強い味方が、100円ショップで手軽に買えるアイテムです。特におすすめは「シールブック」。子供はシールを貼ったり剥がしたりする単純な作業が大好きで、これだけで15分、20分は夢中になります。

また、クリアファイルとマスキングテープもおすすめです。

マスキングテープをちぎってあげて、クリアファイルに貼ったり、剥がしたりをすることで時間も少し稼げます。

新しい絵本も効果的です。小さい子向けの絵本は分厚いことが多いので、百均の薄い本をよく買っていました。百均の絵本も意外にしっかりしている内容もあり、コスパがよかったです。「新幹線の中で読むための特別な絵本」として準備すると、子供のテンションも上がります。

大切なのは「普段遊んでいないものを用意すること」。新鮮さがあるだけで集中力がぐっと伸びます。

小分けお菓子で時間を区切る

お菓子も移動中の強い味方です。ポイントは「食べやすい小分けのお菓子」を持っていくこと。ラムネや小袋のおせんべい、ボーロなどは手も汚れにくく、周囲ににおいも広がらないので安心です。私の子はグミが好きなので、いつもは食べない珍しいグミを事前に買うようにしていました。

我が家では、少しずつ袋を渡すようにしています。「次はこれね」と小分けにすると、それだけでも時間を区切る効果があり、移動のリズムも作りやすくなります。

動画は「最後の切り札」

スマホやタブレットで動画を見せるのももちろん有効です。飛行機や新幹線ではWi-Fiが不安定なことも多いので、あらかじめ動画をダウンロードしておくのが安心です。

ただ動画を見せると静かにはなるのですが、飽きると一気に機嫌が悪くなるリスクもあります。私は「最後の切り札」として使うようにしています。まずは絵本やシール、お菓子で時間をつなぎ、それでも難しい時に動画を出す。こうすると全体の流れがコントロールしやすいです。

移動中は「親も無理をしない」

長距離移動で一番大切なのは、親が無理をしないことだと思います。子供が多少泣いてしまうのは仕方のないこと。周りに気を使いすぎて疲れ果ててしまうより、「できる準備はした」と割り切ることが、心の余裕につながります。

私自身、最初は周りの視線ばかり気になってしまいましたが、「多目的室を活用できる」「お菓子やシールで工夫できる」とわかってから、自分の気持ちも楽になりました。

まとめ

子連れでの新幹線や飛行機は確かに大変ですが、

・多目的室や通路、デッキなどを上手に利用する

・100均アイテムで遊び道具を準備する

・小分けお菓子で時間を区切る

・動画は最後の切り札

この4つを意識するだけで、驚くほど移動がスムーズになります。子供との旅は親にとっても思い出になります。「旅行は楽しいものなんだ」と思ってほしいので、動画を見せすぎても、お菓子を食べさせすぎてもいいと思っています。事前準備だけはしっかりして、安心して出かけましょう。

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