専業主夫になって気づいた子育てのリアル

子育て

はじめに

私はつい最近、専業主夫になりました。これまではフルタイムで働いていたので、朝から晩まで家事と子育てを担う生活は、まったく未知の世界。実際に経験してみて、想像以上に大変なこと、そして想像以上に嬉しいことの両方を感じています。今回は「なりたてだからこそ気づいたリアル」を書きたいと思います。

子育てで戸惑ったこと

時間の流れが違う

仕事をしていたときは「納期」や会議など。時間に区切りがありました。でも子育てに区切りはありません。食事、遊び、お昼寝、お風呂…と、気付けば1日あっという間に終わります。時計を見ても「やり切った!」という達成感を感じにくいのは正直なところです。

自分のペースで動けない

これまで仕事では自分で段取りを決めて動いていましたが、子育てはまったく違います。子供が泣けば中断、遊びに付き合えば家事が後回し。最初は予定通りに進まない」ことに多少のストレスを感じることもありました。

それでも嬉しい瞬間

子供の成長をリアルタイムで見られる

仕事をしていたときは、子供の成長を妻から写真や動画で知ることが多かったのですが、今は目の前で見られます。妻のほうに「だっこだっこ」と言うことが多かった娘が自分に駆け寄ってくるような瞬間や、できなかったことができるようになった瞬間、その場にいられるのは専業主夫の特権です。

パパを好きでいてくれる安心感

子供が笑顔で「パパー!」と呼んでくれると、それまでの疲れが一気に吹き飛びます。「自分はこの子にとって必要な存在なんだ」と実感できることは大きな喜びです。

これからもパパを好きでいてくれるこの瞬間を大事にしていきたいと思います。

気持ちを整えるために心がけていること

・完璧を求めすぎない

最初は「家事も育児も全部ちゃんとやらなきゃ」と思っていました。でも、それでは心が持ちません。いまは、「今日はこれができたからOK」と自分に合格点を出すようにしています。

・妻と本音を共有する

仕事をしていたときには気づけなかった「家庭を回す大変さ」。その感覚を妻と話すようにしたら、お互いの理解も深まりました。

・小さなご褒美を取り入れる

コーヒーを飲む5分、好きな音楽を聴く10分。わずかな時間でも、自分をリセットするために大切にしています。

専業主夫になって思うこと

専業主夫は「楽」ではありません。むしろ慣れるまでは戸惑いの連続です。けれど、その分だけ子供との距離が近づき、これまで知らなかった喜びを感じられるようになりました。

最近専業主夫になったばかりですが、だからこそわかるリアルな情報をこれからも発信していきたいです。

今後に向けて

専業主夫になってから、まだ日は浅いですが子育てを通じて自分自身の考え方も少しずつ変わってきました。

これから先も「子供の成長を一番近くで見守れる」という時間は大切にしたいと思っています。今の時代は共働き世帯がかなり多く、小学校にいっても学童に行かなければいけない子供も多いです。小学校にいって、学童にいって、家ではご飯とお風呂、寝るだけの生活。

そんな生活は少しかわいそうだなと個人的に感じ、共働きをして「家庭のお金のために稼ぐこと」から専業主夫になり「子供のために時間をつくること」を優先しました。

その一方で、いつかはまた働き方を見直したり、在宅で収入を得られる方法を探していくことも視野に入れています。

私にとって専業主夫は「逃げ」ではなく、「家族にとって一番いい選択肢」だったのだと、今後思えるようになりたいです。子供たちの笑顔や「パパありがとう」という言葉に支えられながら、これからも家事と育児、そして投資を含めた家計管理をコツコツと続けていきます。

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