はじめに:子連れ旅行は「持ち物」で決まる
子連れ旅行は準備が9割。
大人だけの旅行とは違い、子供の年齢や性格によって「あると助かる」ものがまったく変わってきます。
私自身、専業主夫として何度も子連れで新幹線や飛行機・ホテル滞在を経験してきました。

最初は荷物が多すぎて大変でしたが、何度か失敗を繰り返すうちに「これさえあれば安心」というリストができあがりました。
今回はそんな実際に役立った“本当に使える持ち物”を紹介します。
必需品リスト|これがないと始まらない

着替えセット(多めに)
小さな子供は、食べこぼしや汗などで服を汚すことが多いです。
特に1泊2日の旅行でも「1日2着+予備1着」をもっていくのがおすすめです。
・トップス
・ボトム
・下着、靴下
・いつも着ているパジャマ
圧縮袋を使うと荷物をぐっと減らせます。
おむつ・おしりふき・ビニール袋
まだオムツが必要な年齢なら、1日5〜6枚+予備を持参。
おしりふきは汚れ拭きや手口拭きにも使える万能アイテムです。
使用済みオムツや汚れた服は消臭ビニール袋に入れると安心です。
保険証・母子手帳・常備薬
旅行先で体調を崩すこともあります。
保険証や母子手帳は「使うことがない」のが一番ですが、携帯ケースにまとめて持っておくといざという時に役立ちます。
移動中に役立つアイテム
おやつ・飲み物
グズり対策の定番。
小分けのお菓子やボトル飲料を用意しておくと安心です。
そして子供のお気に入りのお菓子をいれます。
ポイントは、「すぐ取り出せる位置に入れておくこと」。
リュックの外ポケットやサコッシュに入れておくと便利です。
シールブック・お絵かき帳
長時間移動では、静かに遊べるアイテムが重宝します。
特に100円ショップの「シールブック」や「絵本」は軽くて持ち運びやすく、飽きにくいです。
我が家では、ダイソーで新しいシールブックを2冊買うのが出発前の恒例行事になっています。
タブレット
動画を見せるのも立派な作戦。
お気に入りのアニメや知育動画をダウンロードしておくと、Wi-Fiのない場所でも安心です。
夫婦どちらかは月30GB使えるスマホのプランにすれば、デザリングしてYouTubeなどみることができるのでおすすめです。
音漏れ防止に子供用ヘッドホンを使ってもいいですが、子供は嫌がることもあるので、周りに配慮しながら小さめの音量で見せています。
宿泊先で助かるアイテム
洗濯ネットとミニ洗剤
子連れ旅行では、汚れ物が多く出ます。着替えを多めに持っていくのもいいですが、荷物が増えるのは避けたい。
ホテルのランドリーを使える場合、洗濯ネットとミニ洗剤があると便利です。洗剤は100円ショップでも売っている小さめの容器に詰め替えます。ちょっとした汚れは洗面所で手洗いするだけでも十分です。
折りたたみハンガー・洗濯バサミ
乾かしたい服がある時に重宝します。
特に子供の服はサイズが小さいので、ミニサイズのハンガーが使いやすいです。
子供用の食器セット
ホテルや旅館では子供用のスプーンやフォークがないこともあります。
軽いプラスチック製のものを1セット入れておくと食事がスムーズです。
また、ストロー付きコップも便利です。
外出・観光中に便利なアイテム
折りたたみレジャーシート
観光先で休憩したり、子供が座りたい時に使えます。
コンパクトに畳めるタイプなら、リュックに入れても邪魔になりません。
新幹線の移動中でも、足をおくスペースにレジャーシートを敷けば、子供はそこで立ったり座ったりもできます。
小型扇風機・冷却シート(夏)
夏の観光地では熱中症対策が必須。
モバイルファンや冷却シートがあると快適にすごせます。
小型扇風機はこどもによってはおもちゃみたいなので、それで気を紛らせることもできます。
携帯トイレ
渋滞中やトイレが見つからない時に重宝します。
未使用でも持っているだけで安心感が違います。結局我が家は使わず、いつも持っていくだけになっています。
専業主夫が感じた“持ち物のコツ”

旅行の準備はどうしてもママ任せになりがちですが、実際に自分でやってみると「持ち物の選び方が家族全体の快適さに直結することを実感しました。
特に大事なのは、「全部持っていく」より「すぐ出せるように整理すること」。
子供がぐずった瞬間に、すぐお菓子やタオルが出せるようにする。それだけでも、旅行中のストレスがかなり減ります。
また、持ち物を「使うタイミング別(移動・宿泊・外出)にわけてバッグを整理すると、現地での探し物がぐっと減ります。
我が家では「移動用リュック」「ホテル用バッグ(キャリーケース)」「非常用ポーチ」の3つに分けて持ち歩いています。
まとめ:持ち物は“家族の笑顔”を守る準備

子連れ旅行は予想外のことが起きるもの。
完璧を目指すよりも、「これさえあれば安心」と思える持ち物を厳選することが大切です。
専業主夫として何度も子連れ旅行を経験して感じるのは、準備をしっかりすれば、子供との旅は何倍も楽しくなるということ。
少しでもこの記事が、これから旅行を計画しているご家庭の参考になれば嬉しいです。
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