子供のテレビ時間は決めるべき?専業主夫が実践したルールと工夫

子育て

子育てをしていると「テレビや動画をどれくらい見せていいのか?」という悩みに必ず直面します。

私自身、専業主夫として日中子供と過ごすようになってから、テレビの扱い方に本気で向き合うようになりました。ここでは実際の体験を交えながら、テレビ時間のメリット、デメリット、我が家のルール作りの工夫をご紹介します。

子供にテレビを見せるメリットとは?

正直に言うと、テレビやYouTubeは子育てにおいて「頼れる味方」でもあります。例えば、夕食の準備をしているとき。包丁を使う場面や火を使う場面で子供が近づいてくると危ないので、その間は好きな動画を見せておくと落ち着いて料理ができます。

また、雨の日や外出ができない日、電車移動で静かにさせたい時、少しの間じっとしてもらうには動画をが役に立ちます。実際、子供自身もお気に入りの番組や動画を楽しみにしていて、それが生活のリズムになっていることもあります。

テレビを見すぎるデメリットと注意点

一方で、テレビに頼りすぎると問題も見えてきました。例えば、長時間テレビをつけっぱなしにしていると、遊びや会話の時間が減ってしまいます。さらに、子供は夢中になってしまうので「そろそろ終わりにしようね」と言っても不機嫌になることが増えてしまいました。

私自身も「少し静かにしてほしいから」とつい流しっぱなしにしてしまうことがあり、結果的に親の怠けにつながると感じたこともあります。子供がテレビに依存しすぎないようにするためには、大人側の意識がとても大事だと実感しました。

子供のテレビ時間を決める我が家のルール

そこで、我が家では次のようなルールを試してみました。

1日の視聴時間は1時間まで

 朝30分、夜30分と分けてみるようにしました。

「学習したあと」や「おもちゃで遊んだあと」など条件をつける

 テレビを見る前に「やること」を済ませる習慣を作ることで、生活のリズムが崩れにくくなりました。上の子はご飯のあとにタブレットもしくは鉛筆をつかってワークを10分してから、テレビを見ることにしています。

親子で一緒に見る時間を増やす

 一緒に見て「このキャラクターは何しているのかな?」と話しかけると、ただの受け身の時間ではなく「会話のきっかけ」に変わりました。

このルールを導入したことで子供が「まだ見たい!」と駄々をこねることは減り、日常の中でいい役割を果たしてくれるようになりました。

教育的にプラスになるテレビの使い方

大切なのは「テレビが悪者ではない」ということです。

工夫しだいで、教育番組や知育コンテンツは子供にとってプラスになります。私の子供も動物番組をきっかけに珍しい動物の名前を覚えたり、NHKの番組では細かい道路標識の知識を学んで私に教えてくれたりすることがありました。

要は「親がコントロールできる範囲で使う」こと。視聴時間を明確にすることで、子供も安心してテレビを楽しめるし、大人も罪悪感なく頼れるようになります。

専業主夫が感じたテレビとのちょうどいい距離感

日中、長い時間を子供と一緒に過ごす立場だからこそ分かるのは、「テレビをゼロにする必要はない」ということです。むしろ、完全に禁止すると大人の余裕がなくなり、子供にもイライラをぶつけてしまう可能性があります。

育児において、親が心にゆとりを持つことはとても重要。テレビはそのためのサポート役と考えると、上手に生活に取り入れやすくなると感じました。

まとめ:子供のテレビ時間は「ゼロ」ではなく「コントロール」が大事

子供のテレビ時間を決めることは、生活リズムを整え、親子関係を良好に保つために有効です。

「時間」「条件」「一緒に楽しむ」この3つを意識すれば、テレビは悪影響どころか育児の助けになってくれます。

我が家の体験を通して言えるのは、大切なのはバランスと工夫

親の意識次第で、テレビはただの娯楽から「学びと安心の時間」に変わります。

ずっと見せるのはよくないですが、時間やルールを決めて、テレビや動画から知識をつけたり、楽しんでくれたらいいと思います。

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