図書館と本屋をどう使い分ける?専業主夫が考える家計にやさしい読書スタイル

家計管理

子供が成長していく中で、絵本や本との出会いはとても大切な時間です。

我が家でも毎日、絵本を読んでいますが、気づけばどんどん本が増えていき、家計にもそれなりの負担が…。

そんな中で自然と身についたのが、「図書館」と「本屋の使い分けです。

今回は、専業主夫として家計管理も担う立場から、実際にどう活用しているのか、メリット・デメリットを含めて紹介していきます。

図書館を“試し読みと習慣づくり”の場所

子供が2〜3歳くらいのころ、我が家では絵本を週に5冊ほど借りるのが習慣になっていました。

最初は「無料で借りられるから助かるな」という軽い気持ちだったのですが、通っているうちに大きなメリットを感じるようになりました。

無料でいろいろなジャンルを試せる

絵本や児童書は、1冊1000円前後することも多く、気軽に何冊も買うのは難しいです。

図書館なら、気になった本を気軽に借りて「このテーマ、子供がすきそうだな」と試せます。

特に子供の“好き”は変化が早いので、購入する前に借りて反応を見ておくと無駄がありません。

読書週間が自然と身につく

図書館にいくたびに新しい絵本を手に取るので、子供にとって「本は身近なもの」という意識が育ちます。

我が家では「図書館の日=新しい絵本が読める日」となっていて、自然と本を楽しみにするようになりました。

この“習慣づくり”は、購入した本だけではなかなか身につかない部分だと思います。

家計の負担がゼロ

当たり前ですが、図書館は無料です。

特に絵本期(1〜6歳)は読むスピードも早く、1冊あたりの単価で考えると家計的にはかなり助かります。

さらに、自治体によっては「予約・取り寄せサービス」もあり、近くの分館から取り寄せてくれるなど、使い勝手も良好です。

本屋は“特別な1冊を選ぶ場所”

一方で、我が家では“本屋で買う本”も大事にしています。

購入するのは主に「お気に入りになった本」や「長く読めそうな本」。

子供にとっても、本屋は“特別な空間”です。

子供のモチベーションが上がる

本屋で「今日は気に入った本買っていいよ」と言うと、子供は真剣に選びます。

自分で選んだ本は帰ってからも大切に扱い、繰り返しよむことが多いです。

“自分の意志で選んだ経験”が、読書への主体性にもつながります。

プレゼント感覚で大切にする

図書館の本は必ず返す前提なので、少し乱暴に扱ってしまうこともあります。

でも“自分の本”として買った絵本は、大切に扱う意識が自然と芽生えます。

また、誕生日や行事の日に本を買うと、“本=ご褒美”といういい印象にもつながります。

親もワクワクする体験

本屋は親にとっても刺激的な場所です。

自分の興味ある本を見つけたり、子供の反応から成長を感じたりと、親子の会話も広がります。

図書館にはない“出会いの偶然性”も、本屋の大きな魅力です。

図書館と本屋の使い分け術

実際、我が家ではこんな感じで使い分けています。

目的行く場所活用法
新しいジャンルを試す図書館気軽にいろんなテーマを借りる
お気に入りを見つけたら本屋実際に購入して繰り返し読む
出先のちょっとした時間図書館館内で親子読書を楽しむ
特別なイベントの日本屋記念日に選ぶ

このサイクルを回すことで、“読書の楽しさ”と“家計のバランス”を両立できます。

家計管理の視点からみる「使い分けのコツ」

子供の絵本代は気づかないうちに毎月数千円単位で積み上がっていきます。

特にシリーズものを買い始めると、あっという間に出費が増えがちです。

我が家では次のようにルールを決めて調整しています。

家計管理ルールの一例

・月に購入する本は最大4冊まで

・その他の本は図書館で借りる

・誕生日や記念日には“ご褒美本”を1冊プレゼント

・読み終わった本はメルカリなどでリユース

こうすることで、年間の絵本代は以前の半分以下に。

本の購入費は月4000〜6000円程度に抑えつつ、子供は毎月10冊以上の新しい本に触れられています。

本を通じて育つ「親子の時間」と「心のゆとり」

子供と一緒に本を読む時間は、単に知識を得るだけでなく、親子の絆を深める時間でもあります。

特に、図書館や本屋で一緒に本を選ぶ過程そのものが、子供にとって貴重な“経験の学び”になります。

本を手に取るのわくわく感や、ページをめくりながら一緒に笑う瞬間。

それは高価なおもちゃを買うことよりも、ずっと子供の心に残ります。

また、専業主夫として日々の家事や家計を管理していると、「効率」や「節約」ばかりに目が行きがちですが、本を通じて感じるこうした穏やかな時間は、親自身の心のリセットにもなります。

本屋で1冊を選ぶ真剣な眼差し。

図書館で静かにページをめくる小さな手。

そんな日常のひとコマが、少しずつ子供の世界を広げていく。

家計を考えつつも、“お金では買えない価値”を大切にしていくこと。

それが、我が家の「本との付き合い方」の基本スタンスです。

まとめ|“借りる”と“買う”を上手に使い分けて

図書館も本屋も、どちらも子供にとって大切な学びの場です。

ただし、家計の観点から見ても「全部買う」より、「必要なものを選んで買う」「気軽に借りる」のバランスが大切。

そんな“賢い読書スタイル”を続けていくことで、子供の興味も、家計の安定も、どちらも大切にできます。

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